2009年10月20日火曜日

CANAAN 1

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2009/10/21

放送の時点で最初から期待していなかったけれど、予想通り放送そのままで縞の見える状態。といってもそれ以外の点ではBDらしさも十分感じられて、がっかりというよりもったいない。

OP,EDの文字は絵よりも鮮明なので環境によってはしっかり縞状の乱れが見えてしまう。これも環境次第だけれど、本編は比較的ソフトなHVなので縞が見えないように補正してくれるテレビであれば特に気にならないかもしれないけれど、その分縦方向にボケた絵になってしまう。

他の点に注目してみると、放送より暗く引き締まった感じで、色もしっかり乗っている。微妙なグラデーションも放送よりは落ち着いて少し綺麗に見え、大きく動く部分でも落ち着いた劣化の少ない安定感はいかにもBDらしい映像。動画として気になるようなところはないけれど、60iなので静止画をじっくり見ると多少気になる人もいるかもしれない。縞の方が目立つのでどうでもいいところだけれど。よくないかな・・・

OP,EDどころかCMまでも1280x720のサイズで完成されたマスター(と呼ぶかどうかはともかく)が存在しているのに、1080i化の段階での手抜きあるいはコストダウン?のために、金出して買う人はもちろん、制作側の人間でさえもBDや放送で見る限り、劣化画質でしか楽しむことができないのは悲しすぎる。


画質には関係なく個体差かもしれないけれど、ケースに遊びがなく、サイズがぴったり過ぎて取り出すのに一苦労。うっかり破壊しないように気をつけた方がいいかも。

2009年10月7日水曜日

狼と香辛料Ⅱ 1


発売元:ポニーキャニオン
発売日:2009/10/07

1期の放送&BDのフィールド単位で拡大した奇妙な画質にはがっかりしたけれど、2期は放送もほとんど問題なかったので安心して買えるかな?

MXとの比較で上がBD,下がMX。

この場所は、放送では2話の1カットだけ1期と同様フィールド単位で拡大で線が乱れて縞が出ていたところで、MXの方は潰れた状態の上下にジェット状の噴出しが出ている1期と似たような分布になっているけれど、BDでは大き目の綺麗な円分布で、ちゃんと修正されていた。1期のBDでもこの修正が全編行なわれていると思っていたのに・・。


MXも2話で気付いたところではこの1カットだけで、他の部分はこの問題はありません。

このシーン近辺を比較をして見ていると、MXの絵の一部を拡大し、人物が少し大きくなるように修正している場所があったりするので、それなりに手を入れたところもありそう。

作品自体動きが少ないシーンも多く、放送でも圧縮劣化が目立たないこともあって、あまり差を感じないカットも多いけれど、ノイズの少なさはいうまでもなく色ムラも軽減されてようやくBDらしい安定した画質で楽める狼と香辛料になった感じじかな。

新番の多い時期で、まだ全編ちゃんと見ていないため、後日で若干加筆するかもしれません。

大正野球娘。 1


販売元:ポニーキャニオン
発売日:2009/10/07



あ・・・・あぷこん!










さすがにこの展開は読めませんでした。
やっぱりポニキャニはやることが違うといった感じだけど、今回はJ.C.STAFFの問題?

分布でわかりやすいSD-pで、ちゃんとフレームで拡大した状態。特に何か工夫した感じもなく、何かしているとしても単純に拡大した状態と大差なさそう。

元のSDマスターから問題で線の色が横方向に交互に微妙に変わるのはAirアプコンBDにもあった特徴。線の周りにリンギングノイズもあり、アプコンとしても評価できるようなところが見当たらない。放送より綺麗といっても比較対象がおかしいだけと言った方が適切。

環境によっては特典DVDのPS3アプコンの方がよく見える・・・・かも?

2009年9月29日火曜日

化物語 ひたぎクラブ その1


販売元:アニプレックス
発売日:2009/09/30

巨大ではないけれど大きめの円分布で鮮明な画質。

地味なところでBDの方が少し暗く引き締まった絵になっているなどの差もあるけれど、放送ではかなり目立ったバンディングがある程度軽減されていることや、原色に近い色の発色良さに加え、線周辺のノイズの差などで、放送とは違う印象を受ける。解像度面での差はなくこれもHV1280。

分布では色や明るさの違いは見えてこないけれど、いつも通り放送との比較。上がBD,中央はBSJ,下がMXの同じフレーム。


少し動きのあるカットの途中のフレームなので圧縮劣化が出やすい放送には不利な場所だけれど、放送画質が優秀な2局だけにそれほど大きな差にはなってない。といってもBDでは一回り大きな分布でノイズも劇的に少なく、安定感は格段に上。

動きの少ないカット(も極端に多い作品だけど)でもBDの方が一回り大きな分布になるところが多い。大きいということは、BDのぼかしがテレビより弱いと言えるけれど、放送の方が線周辺にリンギングが強く、そのノイズが輪郭強調効果として見た目の印象に影響を与えているためか、絵で見ると分布の悪い放送の方がくっきり感が強いところもあり、視聴環境によっては放送より少しフォーカスが甘い?と感じる人も出てくるかも。

左右に見える影はBSJのロゴの成分なので画質には無関係。

BSJより崩れが少し多く、少し小さな分布のMX。

平均してBSJより僅かに劣化が目立つけれど、動画として大きな差を感じるほどの悪さはなく、フレーム毎で比較すればMXの方がよい場所も容易に見つかる。

化物語 ひたぎクラブ まとめ


逆にBDの方が分布が悪くなっていた場所で比較。同様に上からBD, BSJ, MX。

BDの分布が放送より僅かに小さく、周辺にも広くノイズの分布が見えるに対し、BSJ, MXは僅かに大きくノイズの少ない分布になっている。

絵を拡大して比較してみると、放送ではしっかりバンディングが確認できる部分がBDではディザでグラデーションが自然に見えるように加工されている。周囲の影のようなノイズ分布はその高精細なディザの影響によるもの。
明るい円の部分もちょっと小さく見える通り、BSやMXの方が僅かに線が細くなっているところが多い。バンディング軽減処理の副作用?(ただの憶測) 同様に放送ではバンディングが酷い場所でBDで改善されている別のフレームではBDの方がより大きな分布になるところが大半だったりするので、全体にこの傾向が出ているものでもなく、拡大して比較すれば何とか差がわかるという程度の話だけど、特徴的だったので取り上げてみた。


BDでのバンディング軽減は目に見えてわかる効果は出ているけれど、非常に綺麗なグラデーションというより、ちょっと頑張って誤魔化してみた感がないわけでもなく、相変わらずバンディングが気になるカットも多く残っていて、素晴らしいというよりは努力賞な出来。

シャキっとした放送画質に比べると角が取れたようなのっぺり(というと悪く聞えてしまうけれど)した感じは最初は少し違和感があったけれど、引き込まれる魅惑的で濃厚な(濃い果汁のジュース感っぽい・・・では伝わらないか)映像は放送にはなかったインパクトがある。


特に変更点とかチェックしていないけれど、放送では黒かったものがちゃんと見えていたりと変化に気付くところもあったので
絵としても変わっているところはそれなりにありそう。

コメンタリーはお疲れ様でした。

個人的な感想の視点にはなるけれど、放送より少し鮮明でノイズが少なく発色もよいという違い以外はそれほど印象の差がないBDも多い中、このBDは放送とは別ものという印象で、いつも以上に新鮮に感じた1枚。

2009年8月21日金曜日

蒼天航路 1 その1


発売元:バップ
発売日:2009/08/21

放送1,2話あたりは曖昧な判断しかできなかった、というよりお手上げ状態だった蒼天航路。

解像度について先に書いておくと、放送ではもっと高精細に思えたOP含め、1話から基本はHV1280のようだ。単純に拡大しただけでなく、1920x1080のサイズで加工されたと思えるところもあり、少し変わった特徴の映像。

シーン毎に質感が異なることが多いけれど、全体としても1~3話で変化があったので1話ごと日テレで見たところを比較。

見た目にはアプコンっぽく、かなり低解像のジャギもあるように見えるけど、間違いなくアプコンといえる特長も見つからなかった1話本編の分布。上がBD、下が日テレ。

似たような分布に見えるけれど、放送では潰れてしまっているグレイン風ノイズがBDでははっきり見える差だけでなく、全体に線も細くすっきりしている。


ノイズ効果が圧縮で絵全体にダメージを与えて線が崩れて太く荒れて汚い絵になってしまっただけで、元はボケは強いけれどアプコンでは不可能な細い線も多く確認できる。あの放送画質でも元はHVだったようだ。

BDでもボケの強いシーンは多いけれど、圧縮での劣化が激減した分HVらしさが感じられるカットもあり放送より格段に安定した映像になっている。予想以上に安定した映像で、演出の意図も感じられる気分?になれる画質。

全体にズームやパンが多用され低解像度になっているところもあるけれど、縦720程度のサイズにした特徴が残っているところが多い。BDでも1話では十分な精度で確認できるようなところが見つけられなかったけれど、狭い間隔の線の潰れ方も1280x720に近い。

蒼天航路 1 その2


続いて2話。同様に上がBD,下が放送。

今回は例外的な加工を行なった分布で、上半分だけ通常より明るく補正している。

絵として見て大きな差を感じるわけでもないけれど、BDでは演出で加えられたグレイン風ノイズの分布が広大に綺麗に伸びているのに対し、放送では伸びが悪い上に圧縮劣化がコーミングになってしまいその分布が上下の隅に見える。

フレームとしての差だけでなく、放送ではフレームごとに崩れ方が異なるので、動画で見た時の安定感はさらに大きい。といっても劇的な差と感じるかは環境や見る人次第かも。


このフレームは地上波では縦540に近いジャギが見えるところがあったけれど、BDでは同じ部分で縦720に近いジャギになっている。放送確認時にミスしたのかと思ったけれど、実際圧縮での劣化で線の特徴が変わってしまっていた。