2010年1月19日火曜日

けんぷファー 1


発売元: TBS・臓物アニマルカンパニー
販売元: キングレコード株式会社
発売日: 2009/12/23

古い方から見ていくとなかなか追いつけない感じなので、先月末以降のものも見ておこう。といっても発売から日が経っているけれど放送はアプコンだったけんぷファーから。

大きいというほどでもないけれど、少し四角感のある中間的な分布。BS-TBS, TBSで見たところと同じフレーム。

人物のアップなどのカットでは濃い線で少し線も太めでもコントラストの高いくっきり鮮明な映像に見えるところが多い。放送もアプコンながら鮮明な映像に見えたけれど、元からそれに近い質感だったようだ。

縦横ともほぼ正確に1280x720の特徴が確認できるけれど、補間の弱い少しジャギ感のあった絵をぼかしたようなソフトさもあり、細かい描写もそれなりにある割りには精細さが欠けた印象でちょっと物足りないと感じる人もいるかも。



理由はよくわからないけれど、少し縦の伸びが悪い横長の楕円分布になるところも多くあり、絵で見ても縦方向のボケがわかる。

縦の伸びが少し悪いものは珍しくなく、少しぼけているという程度で線の乱れがないので、普通に見ていても気になる程でもないけれど、コントラストの高い鮮明なシーンも多いだけに、人物が小さく細い線で描かれるところなどでは、もやっとした線になってしまっていてもったいない。




おまけの、ぞうもつ奇想天外!の特典映像部分。

PC上で作った感じのほぼ紙芝居な映像だけど、極端な巨大縦長分布で縦は1080のジャギがはっきり確認できる。横はリサイズを繰り返したようなリンギングっぽいノイズが出ていて静止画で見ると少し汚さが残る。これも気になるほどではないけれどちょっと雑な感じ。

縦は収まらないくらい伸びがよいのに対し、横は切れている分布なので元はフルHVだったものを1440x1080で保存し再び横1920にして収録したものかな?


揚げ足的に気になるところはあるものの、BDのよさも十分感じられる無難な出来といったところか。