不思議な特徴が多かったので、少し丁寧に再確認してみると何となくこの映像の理由が見えてきたので仮補足。
・縦518程度のジャギがはっきり出ているフレームが大量にある一方、その粗いジャギがなく、ずっと高解像度に見える綺麗なフレームもある。
・縦518を2倍にすると1036で、アナログハイビジョンの有効縦解像度1035に十分近い(アナログハイビジョンの縦解像度はNTSCの有効解像度のちょうど2倍にしたらしいけど)
ということからテレシネはアナログハイビジョン環境で行なわれていてその状態ですでにインタレース、それ以降の処理が技術不足で劣化してしまったために半分の解像度のフレームが出てしまったり最近のフィルムからのリマスタでは考えにくい色差の位置ずれが発生してしまった、というあたりが理由かも。
その一方4:3の状態で横解像度が720に近い特徴が出ているところもあり、この仮定には重大な欠陥があるといえなくもないものの、アナログハイビジョンが鍵になりそう。
BShiでの放送が古いアナログハイビジョン時代のものの流用であれば、もう少し確証となるような何かを見つけられるかな?